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iPhone13が水没!?絶望する前に知っておきたい緊急対処法と復旧の可能性

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「あぁ…やってしまった…」

手に持っていたはずのiPhone 13が、不意に水の中に…洗面台、お風呂、トイレ、あるいは飲み物のコップの中。一瞬の出来事に、心臓が止まるような思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に高価なiPhone 13が水没してしまったとなると、大切なデータの消失、高額な修理費用の不安など、さまざまなことが頭をよぎりますよね。

しかし、絶望するのはまだ早いです! 適切な初期対応と、迅速な専門業者への依頼によって、大切なiPhone 13や、中に保存されたかけがえのない写真、動画、連絡先、アプリのデータなどを救える可能性は十分にあります。


💧 iPhone 13の「耐水性能」とは?過信は禁物です!

iPhone 13は、Appleが「耐水性能」を備えていると公表しています。具体的には、IEC規格60529に基づくIP68等級に適合しており、これは「最大水深6メートルで最長30分間」の耐水性能があることを意味します。この数値だけを見ると、「iPhone 13は水に強いから大丈夫だろう」と安心してしまうかもしれません。

ですが、ここで重要なのは、この耐水性能が「完全防水」ではないということです。 そして、「特定の実験条件下での性能」であるという点を理解しておく必要があります。

IP68等級の具体的な意味

「IP」とは、「International Protection(国際保護)」の略で、電気機器の防塵(じん)性能と防水性能の等級を示す国際規格です。IPに続く2桁の数字は、左側が防塵性能、右側が防水性能を示します。

  • 防塵性能の「6」: これは防塵性能の最高等級であり、「粉塵が内部に侵入しない」ことを意味します。
  • 防水性能の「8」: これは防水性能の最高等級の一つで、「継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない」ことを意味します。iPhone 13の場合は、さらに詳細な条件として「最大水深6メートルで最長30分間」と規定されています。

なぜ「耐水」であって「防水」ではないのか?

このIP68等級という高い数値を見て、「iPhone 13は完全防水だから、お風呂で使ったりプールに持って行ったりしても大丈夫!」と考えてしまう方が少なくありません。しかし、これは大きな誤解です。

  • 経年劣化による性能低下: iPhoneの耐水性能は、新品時の状態を基準としています。長期間使用していると、本体のシーリング材や接着剤が劣化したり、落下などによる微細なヒビや歪みが生じたりすることで、耐水性能は徐々に低下していきます。
  • 液体の種類: 真水(きれいな水)でのテスト結果であり、海水、塩素水(プール)、ジュース、コーヒー、石鹸水、アルコール、油など、真水以外の液体では、耐水性能が著しく低下したり、内部への浸食が加速したりする可能性があります。特に、海水や塩素水は腐食性が高く、基板へのダメージが非常に大きいです。
  • 水圧・衝撃: IP等級は、静水圧(水に静かに沈める)を想定しています。シャワーの強い水流を直接当てたり、水中での激しい動きや衝撃が加わったりすると、想定以上の水圧がかかり、内部に水が侵入するリスクが高まります。
  • 物理的な損傷: 画面割れ、本体のへこみ、ボタンの異常、充電ポートの破損など、iPhoneに物理的な損傷があると、そこから容易に水が侵入してしまいます。
  • メーカー保証外: Appleの公式サイトでも明記されていますが、iPhoneの液体による損傷は、Apple製品1年限定保証およびAppleCare+の保証対象外です。これは、耐水性能があくまで「万が一の備え」であり、故意の水濡れや、上記の条件外での使用による水没は、ユーザーの責任となることを示しています。

これらの理由から、iPhone 13の耐水性能を過信し、「水場で積極的に使用する」ことは非常に危険です。あくまで「不意の雨や水しぶき、瞬時の水没からデバイスを守るための補助的な機能」と捉えるべきです。


iPhone 13が水没!その時、絶対にやってはいけないNG行動

iPhone 13が水没してしまったとき、多くの方がパニックになり、つい間違った行動を取ってしまいがちです。しかし、これらのNG行動は、iPhoneの状態をさらに悪化させ、復旧の道を閉ざしてしまう可能性が高いのです。

1. 電源を入れる、充電ケーブルを繋ぐ

これが最も危険な行為と言えるでしょう。水没したiPhoneの内部には、水が侵入しています。水は電気を通すため、この状態で電源を入れたり充電を試みたりすると、ショート(短絡)が起こり、基板(マザーボード)に致命的なダメージを与えてしまいます。基板が損傷すると、修理が極めて困難になるか、場合によっては不可能になることもあります。特に充電中は電流が流れているため、よりショートのリスクが高まります。

2. 本体を振る、傾ける、叩く

「中の水を外に出そう」という考えから、つい本体を振ったり、傾けたり、軽く叩いたりしてしまうかもしれません。しかし、これは逆効果です。内部に侵入した水が、まだ水に触れていない部分にまで広がり、より広範囲の部品が浸水被害を受ける原因となります。特に、基板の重要なICチップやコネクタ部分に水が到達すると、腐食が急速に進行し、深刻な故障につながります。

3. ドライヤーで乾かす、ヒーターで温める

熱を与えて早く乾かそうとするのも、典型的なNG行動です。ドライヤーの熱風は、iPhone内部の精密な電子部品、特にバッテリーや液晶ディスプレイに深刻なダメージを与える可能性があります。バッテリーは熱に弱く、発火や爆発のリスクもゼロではありません。また、熱で水滴が蒸発しても、水に含まれる不純物(ミネラルなど)が内部に残り、それが乾燥後に結晶化して、腐食を加速させる原因になることもあります。

4. 乾燥剤と一緒に密閉する、お米の中に入れる

「乾燥剤と一緒にジップロックに入れる」「お米の袋に入れると良いらしい」といった情報を見かけることがあるかもしれません。これらは、ある程度の効果があるように見えるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。乾燥剤やお米は表面の水分を吸い取ることはできても、iPhone内部の奥深くに入り込んだ水分や、腐食の原因となる不純物を完全に除去することはできません。むしろ、密閉された空間で湿気がこもり、腐食が進行してしまう可能性もあります。お米の中の微細な粉塵が充電ポートなどに入り込み、別の故障を引き起こすリスクもあります。

5. 自分で分解を試みる

「どうせ壊れたんだから、自分で開けてみよう」と考える方もいるかもしれませんが、これは最も避けたい行動の一つです。iPhone 13は非常に精密に作られており、専門的な工具と知識がなければ、内部の部品を破損させてしまうリスクが非常に高いです。特に、バッテリーやディスプレイのコネクタはデリケートで、安易な分解はさらなる故障につながります。また、一度ご自身で分解してしまうと、メーカーや正規修理店の保証が無効になる可能性もあります。


iPhone 13水没!正しい応急処置で復旧のチャンスを高める!

では、iPhone 13が水没してしまった時、私たちはどうすれば良いのでしょうか?焦らず、以下の手順で冷静に対処することが、復旧の可能性を最大限に高める鍵となります。

1. すぐに水から取り出す

これ以上浸水が進まないよう、何よりもまずiPhoneを水から引き上げることが最優先です。

2. 直ちに電源をオフにする

もし電源が入っている場合は、すぐに電源を切ってください。サイドボタンと音量上げボタンを同時に長押しし、スライダが表示されたらドラッグして電源を切ります。もし電源が入っていない、または切れない場合は、そのままの状態にしておきましょう。無理に電源を入れようとしないでください。

3. 表面の水分を優しく拭き取る

乾いた清潔な柔らかい布やティッシュペーパーを使い、iPhoneの表面の水分を優しく拭き取ります。充電ポート、スピーカーの穴、マイクの穴、SIMトレイの溝、ボタンの隙間など、あらゆる隙間の水分を丁寧に拭き取ることが重要です。

4. SIMトレイを抜く

SIMカードを抜き取る要領でSIMトレイを抜き、内部に水が入っていないか確認します。SIMトレイを抜いたままにすることで、わずかですが内部の通気性が良くなり、水分の蒸発を促す効果が期待できます。

5. 直ちに専門の修理店へ持ち込む

応急処置が終わったら、これ以上ご自身で何かをしようとせず、できるだけ早くスマホ修理の専門業者に持ち込むことが最も重要です。 水没は時間との勝負です。時間が経てば経つほど、内部の金属部品が腐食し始め、復旧が困難になっていきます。

「ちょっと様子を見てみよう…」という考えは、iPhoneの命取りになる可能性があります。見た目には乾いているように見えても、内部の基板やコネクタに水分が残っていると、徐々にサビや腐食が進行し、数日後に突然動かなくなってしまうケースも珍しくありません。


💡 水没修理は時間との勝負!当店にお任せください!

水没したiPhone 13の修理は、高度な専門知識と精密な技術が求められます。当店では、数多くの水没修理実績を持つ経験豊富な技術者が、お客様の大切なiPhone 13を丁寧に診断し、最善の復旧作業を行います。

当店の水没修理プロセス

  • 詳細な診断: まずはiPhone 13の状態を細かく診断します。水分の侵入箇所、浸水範囲、腐食の進行度合いなどを確認します。液体侵入インジケータ(LCI)の色も確認し、浸水の有無を判断します。
  • 徹底的な分解と内部乾燥: iPhoneを慎重に分解し、内部に侵入した水分を特殊な機材(例えば、超音波洗浄機や真空乾燥機など)を用いて徹底的に除去します。表面的な乾燥ではなく、基板の奥深くに入り込んだ水分や不純物も除去することで、腐食の進行を食い止めます。特に、水没から時間が経過している場合は、腐食が広がっている可能性が高いため、より丁寧な洗浄と乾燥が必要です。
  • 腐食部品の洗浄・交換: 水没によって腐食してしまった部品や、ショートによって損傷してしまった部品(基板、コネクタ、バッテリー、ディスプレイ、各種ケーブルなど)を、専用の洗浄液で丁寧に洗浄します。損傷がひどく復旧不可能な部品は、高品質な新しい部品に交換します。
  • 基板修理: 最も重要な部分である基板に損傷が見られる場合は、顕微鏡を使った精密な基板修理を行います。ショートした回路の修復や、チップの交換など、高度な技術が必要です。基板修理は、通常の部品交換よりも専門性が高く、当店が特に力を入れている分野です。
  • 組立てと機能チェック: すべての部品の修理・交換・乾燥が完了したら、iPhoneを慎重に組み立て直します。その後、タッチ操作、カメラ、スピーカー、マイク、充電、Wi-Fi、Face IDなど、すべての機能が正常に動作するかを細かくチェックします。
  • 最終確認とお客様への引き渡し: お客様にご確認いただき、問題がなければ修理完了となります。

データ復旧の可能性

水没修理の最大の目的の一つは、データ復旧です。iPhoneが起動しなくても、基板が無事であればデータを取り出せる可能性があります。当店では、お客様の大切なデータを失わないよう、データ復旧に全力を尽くします。修理後、iPhoneが起動するようになれば、お客様ご自身でバックアップを取ることが可能になります。正規店での修理の場合、本体交換となりデータが消えてしまうことがほとんどですが、当店ではデータそのままで修理を目指します。


「もうダメだ…」と諦める前に、ぜひ当店へご相談を!

水没は、iPhoneにとって非常に深刻なトラブルです。しかし、適切な応急処置と、その後の迅速な専門家による修理が、あなたのiPhone 13を救う唯一の道です。

「もしかしたらもう起動しないかも…」「データは諦めるしかないのかな…」そんな不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、諦めるのはまだ早いです。 数多くの水没したiPhoneを復旧させてきた経験と技術力で、お客様の大切なiPhone 13と、その中に保存された思い出を救うお手伝いをさせていただきます。

水没修理は、まさに時間との戦いです。もしiPhone 13を水没させてしまったら、一刻も早く当店までご連絡いただくか、直接ご来店ください。専門スタッフが親身に対応し、最適な修理プランをご提案いたします。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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