・最近バッテリーの持ちが悪いなぁ……。
・何もしていないのに電池残量が減ってる…?
・画面が浮いてきてる気がする……。
iPhoneを使って暫くすると必ず発生する問題があります。
それがバッテリー関連のトラブルです。
当記事では、そんなバッテリーの知識や実際にあった相談などをご紹介していきます(ΦωΦ)
【目次】
・バッテリー劣化の怖さ
・膨張した時の対処
・実際の修理事例
・経年劣化の確認方法
・修理後のケア
・修理を依頼する際の注意点
・その他修理について
・当店情報
【バッテリー劣化の怖さ】
「バッテリーが劣化しても使えるんだし問題ないかな。」
「充電しながら使えば良いだけだしモバイルバッテリーがあれば大丈夫だよ。」
……なんて思っていませんか?
その考え…実は危険なんですよ。
iPhone・Androidに関わらず、最近のワイヤレス電子機器には必ずと行っていい程使われているのが、皆様も聞いたことがあるであろう《リチウムイオン電池》と呼ばれている種類の充電式バッテリーです。
その蓄電性能の高さにより小型化が進む電子機器には欠かせない重要な要素ではありますが、動作の不安定さによる事故報告が多数あるのも事実。
・バッテリーの膨張
・異様な発熱
・人体に有害なガスの発生
使い方を間違えると大きな事故に繋がりますので少しでも違和感を感じたら、修理専門店へお持ちください。
ちなみに、過去にはここまで膨張したバッテリーの持ち込みもありました。プロ・アマ問わず、今にも爆発しそうな危険な状態だと分かりますね。
(いや、これ修理する側も怖いんですが……)
【膨張した時の対処】
1:画面と本体に目視できる隙間がある
2:画面を見た時に薄っすらと影のようなものが映っている
上記の症状が発生している場合はバッテリー膨張の可能性が大きいです。今すぐ店頭へお持ちください!
画面と本体に隙間が開くのも映像に影が見えるのも、膨張したバッテリーが内側から画面を押し上げているから。毎日使う端末だからこそ違和感に気づきにくい可能性は大いにありますが、この記事を読んだ今日一日はジックリ観察してみてください(゚∀゚)
もし、膨張していると感じた際は、この三点に注意しておきましょう。
・充電をしない
・強い衝撃を与えない
・画面を押し込まない
そして修理専門業者に相談してバッテリーの交換を依頼します。
※決して個人でバッテリーの取り外しに挑戦してはいけません。膨張バッテリーは少しの衝撃で内部ガスが漏れ出し、感電/発火の恐れがあります。
京都にお住まいでしたら是非イオンモール久御山にどうぞ!
プロの目で状態の診断をして、その日のうちに修理完了出来ますよっ
【実際の修理事情】
・シンプルな経年劣化の依頼
バッテリーを取り外して交換した状態です。設定画面より確認可能な最大容量の項目が100%になっています(*´∀`)
・画面割れはそのままで、バッテリーだけ交換してほしいとのご依頼
内部の粘着シールが異様に固く、少々苦戦しましたが特別な溶剤で溶かしながら交換完了です。画面の割れを広げないように注意しつつ慎重な作業が要求されます。
・水没して電気が通らなくなった依頼
内部に水が入り込んでしまい、バッテリーとしての機能が失われてしまっています。もちろんこのまま新しいバッテリーを装着すると感電しちゃうので、まずは内部の水を揮発性の高い液体に置き換えて完全乾燥させます。
【経年劣化の確認方法】
1:グラフを確認する
もっとも信憑性が高い劣化確認は設定画面にあるバッテリー項目のグラフです。
上側の緑線と下側の青線はリンクしており、青い色がiPhoneを使っている時間で緑の色がその時の電池残量。iPhoneを使っていないのに緑の線が下がっていたり、少ししか青線がないのに急激に緑線が落ちてると劣化してる可能性大。
シンプルに言うなら、滑らかな曲線をしていれば正常/ガタガタなら劣化状態と言えるのですが、ここで判別するのは結構な慣れが必要なので、次の判別方法を紹介します。
2:最大容量の数値を見る
【設定】→【バッテリー】→【バッテリーの状態】と開いていくことでとある数値を見ることが出来ます。
それがコレ。
《最大容量》と書かれた部分に注目して下さい。
これはバッテリーの劣化を表すデータで、元々の性能からどれだけ落ちているかを知ることが出来ます。バッテリーの交換目安はこの数値が85%~80%辺りだと言われており、80%を下回ってしまうとバッテリーを充電してもすぐに赤く光るストレスマホへと変貌を遂げます。
お使いのiPhone……バッテリーの劣化はいかがでしょうか?
体感的に感じていた電池の消耗も、こうして数値やグラフで把握しておくことが大事ですよ(ΦωΦ)
【修理後のケア】
バッテリー交換したあと、
大事なのは劣化を早める行動をしないことです。
交換したのにすぐ劣化していては本末転倒ですからね(´;ω;`)
iPhone修理業者目線で語るバッテリー劣化で最も多いNG行動ベスト3がこちらです!
……が、基本は全て一位の原因に繋がる行動なので、一位さえ気をつければ長持ちする可能性が高まります。
一位【充電しながら使う】
充電しながら使うと劣化速度が急激に速まり、電池の蓄電能力も低下します。
しかし、蓄電能力が低下すればするほど充電しながら使うパターンが増えていく魔の悪循環。
基本的にはバッテリー残量が10%付近になるまでは充電せずに、一度充電したら満タンになるまで置いておく事が大事と言われています。
充電が50%を切って不安だから充電しながら遊ぼっと……!は、危険信号です
二位【負荷の掛かるゲームor動画】
iPhoneの頭脳を多く使うとその分電力の消費も多くなります。
電力の消費が多いけれどもっと遊びたい、もっと続けたい……そうなると次に取る行動が《充電しながら遊ぶ》ですね(ΦωΦ)
熱中すると辞め時が無くなるのは仕方のないことですが、
定期的に休憩時間を取ってiPhoneの負担を軽減したり、電力の使い所を意識しながら使うと長持ちすること間違いなしです。
三位【寒暖差が激しい環境】
こちらも二位の現象と繋がっているのですが、端末の頭脳を使えば使うほど熱を発生させます。
あるいは調理用にキッチンで使用して熱を与えてしまっている。など。
熱い状態で使い続けるとリチウムイオン電池の劣化が早まると言われており大変危険な状態です。
ここで注意が必要なのが、熱くなったから冷蔵庫や氷で冷やそう!と言った作戦です。
急速冷却を実行してしまうと余計に負担が掛かるだけでなく、
内部に結露が発生してしまいそのまま起動不可能になるケースが結構ありますので注意が必要です。
熱の籠もった端末を冷やすのであれば端末を使わずに置いておいたり、扇風機の風などがオススメですよ(*´∀`)
メジャーなのはここらへんですが、どのみち使っていれば必ず劣化していくものなので、
充電しながら使わないとだけ覚えておけば間違いはないです。
【修理を依頼する際の注意点】
スマートクールイオンモール久御山店に修理依頼する際に持ってきただく物は特にありません。
必要なのは不具合のある端末とお財布だけです。
その症状に至る経緯などをお伝えいただけますと、より確実な見積もり/修理が可能ですので
よーく心当たりを思い出してから来ていただけると非常に助かります(*´ω`*)
例えば、画面が映らない端末。
バッテリーが壊れたのかな?と思いきや実は画面側が壊れているケースがあったりします。
さらに水が混入したことによる基盤破損…!
などのパターンもあったりしますので、その症状が出た心当たりを探すのが実は大事だったりします。
【その他修理について】
スマートクールイオンモール久御山店ではバッテリー交換のみならず、画面の交換修理やカメラ関連の修理も行っております。
基板レベルで壊れていると修理不可能な場合もありますが、
iPhoneって実はかなり丈夫でこんなヤバい割れ方してても案外元通りに直せたりします(ΦωΦ)
自己判断で悲しむ前に、まずはお気軽にお問い合わせください!
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【当店情報】
イオンモール久御山店 店舗情報
店舗名 | スマートクール イオンモール久御山店 |
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住所 | 〒613-0024 京都府久世郡久御山町森南大内156-1 イオンモール久御山 2階 |
電話番号 | 075-950-0922 |
店舗責任者 | |
営業時間 | 10:00〜21:00 |
メール送信先 | a-kumiyama@smartcool-fushimi.com |